アイはやさすら ほどきむすび

琉球弧の神々と歴史を取り戻そう。 お爺、お婆が守ってきた宝の島✨琉球‼ 私たちに今何ができるのか。 まずは知ることから始めよう‼

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てぃーだイチオシ

琉球列島誕生

琉球列島誕生

瑞(しるし)の玉
2億5000万年前
地球には、ひとつの超大陸がありました。
その名は「パンゲア大陸」
パンゲアとは、古代ギリシャ語で、
パン=全ての・全体の
ガイア=大地
という意味で、またこれを漢名では、
「盤古大陸」という。(Wikipediaより)

約2億年前、パンゲア大陸は分裂を始め、2つの大陸に分かれます。

パンゲア大陸からは双子の大陸が生まれました。

北 ローラシア大陸
南 ゴンドワナ大陸

沖縄の伝承
「初め北と南の神がありました」

この2つの大陸の間には海が広がり、その海の名前は「テチス海」といい、赤道上にありました。

海の底には造山帯あり、後年海底が盛り上がり、アルプス山脈やヒマラヤ山脈などを形成していきました。

【造山帯(新期造山帯)】
標高が高く険しい山々が連なり、地震や火山がよくおこる

アルプス山脈
コーカサス山脈
ヒマラヤ山脈
マレー半島
インドネシア
フィリピン
台湾
琉球
本州
と続く造山帯が、2つの大陸の間の海の底に眠っていました。

その頃、海に堆積した地層の名残りが本部半島をつくる「本部層」です。
残念ながら現在は、その石灰岩はセメントや砂利になり削られてしまっています。

4500万年前、インド亜大陸が北上し、ユーラシア大陸に衝突しました。
「ヒマラヤ山脈」の誕生です。
海の底から、隆起し顔をだしました。
ヒマラヤ山脈の頂上付近には、海洋生物の化石が存在しています。
ちなみにインド亜大陸の北上は今も続いており、ヒマラヤ山脈の成長も続いているそうですよ。エベレストや、アルプス山脈も。

沖縄はヒマラヤに繋がっていたようで、本州には産出しない化石が本部半島で発見されています。

また、高知県の四万十層の北限は関東地方、そして九州南部を経て南限が沖縄です。これが本島北部をつくる名護層、嘉陽層だそうです。

しかし、嘉陽層から発見された「貨幣石」という大型の有孔虫化石は、奄美以北からは出ていません。
また、本部半島で発見された化石も本州には産出されていません。しかしヒマラヤやアルプスでは同じものが発見されています。

沖縄はヒマラヤとのつながりなんですね。

さて、やっとやっと
2000万年前〜1500万年前頃の間、琉球列島が海の底から顔をだしました。

まだその頃は、島尻層の堆積した島尻海が、本島南部や宮古島などで広がっていました。

260万年頃には、古琉球列島付近の海は、次第に浅くなり始めたといいます。

200万年前頃には、台湾から琉球列島、奄美にかけて、かなり大きな陸地が広がっていたともいわれ、更に大東島まで拡がっていた?と思われる、泥岩が海底から採取されています。

地質学、地理学的には
「かなり大きな陸地があったらしい」
とモヤモヤの中でささやかれています。

更に200万年前頃は、氷河時代に入る前で、森林地帯が繁茂していました。
沖縄にはみられない、北方的な樹木で広い高地、高山の存在があったと考えられています。
宮古島で発見されている「トリロドンゾウやリュウキュウキョン(鹿)、ノロシカ」はこの時代に渡来したものだそうですよ。

ちょうどその頃は、琉球列島の形成にとって、もっとも重要な石灰岩の時代です。本土にはない地層で、地質学的研究では、ちょっとやそっとでは解決しない?そうです。

調査は極めて困難。本土にはない地層だから・・・かな?

さてこの200万年前は
「海面が1000㍍も上昇した!」
という説があります。

いやいや・・・
「海面上昇の変動ではなく、海底の沈降・隆起ですよ!」とつげた学者さんがいました。

八重山諸島北方、琉球海盆の東側斜面の海の底1000㍍には、海岸の浅瀬にあったと思われる島尻層の泥岩が大量に存在しています。そのため、海面が1000メートル低かったと判断しています。
しかし、海面変動はせいぜいマイナス140メートル程度で、それは、地殻の沈降であるという結論に達しています。

1000㍍も海の底に、浅瀬の地盤!!
しかも地殻変動で海の底に沈んだ!!

沖縄には「島が動いた」という伝承があります。島は沈んだり、隆起したと。それが伝承で言い伝えられて今日に残っています。
島が動いた!の話しは地殻変動にともなう、断層運動のことです。

1000㍍の高山は、海面にその頂を残し山は島となりました。

「太古の沖縄は大国であった。琉球列島周辺は沖縄本島を大国(ウフジャ)(ぢゃうくに)と呼んでいた」
と古老が話してます。

沖縄は日本列島よりも数十万年も古い、遠い遠い昔から「島」で、沖縄は隆起沈降を繰り返し、海に現れた「竜の島」です。

沖縄に人々はどうやって渡ってきたの?
約50万年前には島であった為、人々は舟を使い海を渡り、沖縄に上陸するしか手段はないはずです。

約50万年前、主に海岸沿いを通って拡大したある種族は、氷河期の海退でスンダランドとなったジャワ島まで到達していたといいます。

幾多の説がある中で、
約8万年前に現れた
「ユーラシアンアダム」は、二種族に分かれ移動し、それから更に4種族に分かれたといいます。
その中の4種族のうち、2集団を明らかにしていません。
さらにその不明2集団の1集団の孫は、日本で発生したと考えられ沖縄に多く存在しています。

2種族のうち、1集団は早い時期に移動を開始し、更に2つの集団に分かれましたが、その発生地域の起源説は2説あるようです。
これが祖父集団です。
①西南アジア
②東アジア

それと、父集団の動向は不明となっています。

謎だらけ???

【海は人々を隔てず むしろ結合させた】C・R・エドワーズ

byはやさすら

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