アイはやさすら ほどきむすび

琉球弧の神々と歴史を取り戻そう。 お爺、お婆が守ってきた宝の島✨琉球‼ 私たちに今何ができるのか。 まずは知ることから始めよう‼

< 2019年11>
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てぃーだイチオシ

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験(しるし)の靈(たま)
古代チンパルでは三神を崇めていた。
人間の生命(生死)を司るのは「イシカの神(宇宙神)」。
男神は「ホノリ(大地の神)」
女神は「ツボ(海の神)」または「ガコ(水の神)」
神を鎮める為には、山海の獲物を山の噴火口や海底に捧げる。

ところが、山に棲む「アソベ族」と海辺に住む「ツボケ族」とは、それぞれ自分の縄張りを守っている。その為、「アソベ族」は「ツボケ族」が「ホノリ(大地の神)」に供え物を捧げることを妨げ、「ツボケ族」は「アソベ族」が「ツボ(海の神)」に供え物を捧げることを邪魔する。

毎年、供え物の季節になると、供え物を捧げる権利をめぐって、山の民=アソベ族と、海の民=ツボケ族は、争いを繰り返した。

時代がくだり、彼らは「荒吐族(アラバキゾク)」という名の一族になった。
そして、「海住(ウミズミ)」と「山住(ヤマズミ)」といい、生活の場を異にしていた。


この頃の日本の先住民

奥州(東北)ツボケ族
武州(関東)ウツ族
越州(北陸)ナガミケ族
濃州(東海)ツトナ族
大和(近畿)ツトミケ族
紀州(紀伊半島)ナツミケ族
四国 オオカミ族
淡路 カトリ族
因州(山陰)ウツミ族
芸州(山陽)アラミケ族
九州 サルタ族・ヒムカ族

縄文末期から弥生時代にかけて、日本列島を最初に統一し、部族共同体としたのは、邪馬台連合の盟主で「アビヒコ・ナガスネヒコ」の兄弟だったという。
彼らは大和地方から大挙してチンパルに移動してきた。
チンパルの原住民である、2部族との間に邪馬台族の知識が普及した。

その一族に統率され、更に、西海岸漂着民の「アヤ族」「クヤカン族」も渡来し、「アラハバキ王国」が誕生した。

初代王アビヒコ=安日彦
「部」は「部の民」古くは「安部」又、「安毎(あめ)」と書き、それを「氏」とする。
一族の守護神を
「アラハバキ・イシカ・ホノリ・カムイ」で
「邪馬台国・アヤ族・クヤカン族・ツボケ族・アソベ族」の神を統合した神名である。


先住民である古代人は、
太陽の昇る神山の地を、「聖なるヌササン(祭場)」とし、祭りは「カムイノミ(神火)」、そして「イナオ(神幣)」を捧げ、「イシカホノリガコカムイ」と唱えた。

アソベホノリに住むアソベ族は、山神を「うたき(御嶽)」といい、祭りは「イザイホー」という。

海の神を「ウンジャミ」といい、その祭りは「ウンビジ」といわれ、海辺に「イチャルバ(祭壇)」
を設けて神事を行ったという。






byはやさすら

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験(しるし)の霊(たま)

古代『チンパル』と呼ばれる、津軽地方に残る伝承である。

はるかな氷河時代、その記憶を伝えたのは狩人の子孫である。後氷河期の到来により、日本列島を大陸と結びつけていた陸橋が海峡となった。

そして、そこに定着したのは『アソベ族』と云われた人々であった。

『山野に狩りをなし、住居常に定まらず』

『アソベ族』は『アソベ山』を神聖化し、そこを『神遊び』の場とした。

さらに。。。

南より移り来る。
古来、東日流(ツガル)に移住せし者、住居にことかく者ぞなし。
雨雪を防ぐ葺屋根(フキヤネ)、寝床に持ちうる海藻、見に着す毛皮、木皮の富ありて無尽の幸せある処。。。冬寒しとも山に幸あり、里に幸あり、海に幸ありて住みて、病に薬草あり疫流るなき処。

この種族の出現によりかげりが見えてきた。
彼らは『ツボケ族』という。
古代中国の帝王フクギの時代の漂流民である。
土器を制作し
『一族皆邑をなしてくらせり』
衣類は毛皮だけではなく
『草木の皮を以て織りなしたるもの』
『屋内で鳥獣を飼う』
『弓を盛んに用いた』
顔形や言葉も違う。

生活様式は一方は狩猟と採集。
他方は、農業と漁業。

二つの異なった文明の遭遇は
『ツボケ族』の手の内に入る。

『アソベ族』のうち『ツボケ族』と混血した人々以外は、神聖なアソベ山の森に押し込められた。


山岳は『アソベ族』
海浜は『ツボケ族』が住み小競り合いが続いていた。

そんななか、アソベ山の大噴火による大地震、溶岩流が起こる。

そして、一族の大半は滅亡した。

生き残った『アソベ族』は、『ツボケ族』に捕らえられそのしもべとなった。


続く。


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