スピリチュアル
驗(しるし)の靈(たま)
天(あま)照(てらす)大御神は
「天満系統(あまみつけいとう)(あまん)」で「天の神、海の神、地の神」があります。
海人族(あまぞく)にとって夜の闇に照る月や星の「優しい光」は最高の癒しでもありました。
「アマテル」とは、海を照らす「月」のことでもあります。
天から降り注ぐ、「光の神(月)」は海の水面をキラキラと照らします。
その光のことを「アマテル=海を照らす=アマテラス」というのです。
その「月の光」に海の幸が集まり、海人は、満ち足りた海の恵みに感謝しました。
海人族(あまぞく)の間には、「神舞」と称する「舞」があり、古代から密かに継承されてきたものがあります。
「舞=踊り=芸能」の始祖といわれるのは「アマノウズメノミコト」です。
古代の天岩戸の神事において、神憑りしたアマノウズメノミコトは、足を踏み鳴らし命の鼓動を「地の神」へ捧げたといいます。
天の神には「舞」を、地の神には「音」を捧げたのです。
それは、海に面した洞窟の中でかがり火を灯し、静かに厳かに執り行われていたそうです。
「神舞」はお祭りのように賑やかなるものではなく、風や波の音で厳かに舞ったのだといわれます。
海人族にとって「星」は夜の航海の「道標の神」です。
星は古語で「つつ」といいます。
海人族はあらゆる星を読み取り航海の指標とし、「北斗七星」においては1日に1回転することで「時間」を測っていたそうです。
海の神
ソコツツノオノカミ(底筒之男神)
ナカツツノオノカミ(中筒之男神)
ウワツツノオノカミ(上筒之男神)
(綿=わた=海のこと・筒=つつ=星のこと)
この三神は「住吉三神」といいます。また「住吉大神」ともいわれ、 海人族の「安曇族」が「綿津見の神=祖神」として祭っているのです。安曇の始祖は「綿積豊玉彦」といいます。
更に「筒之男(つつのお)」は「雷神」でもある「海神」です。
また「筒之男」は「経津主(ふつぬし)=剣の神」でもあります。
「剣」が繋がるのは穏やかではありませんが、安曇族は「剣」を携えた部族と合流したと思われます。
彼らは、沖縄で「マキヨ」の名前で呼ばれます。彼らは「アマミキヨの子孫である」といいます。
「安曇=アズミ=アスミ=海に棲む」
byはやさすら