アイはやさすら ほどきむすび

琉球弧の神々と歴史を取り戻そう。 お爺、お婆が守ってきた宝の島✨琉球‼ 私たちに今何ができるのか。 まずは知ることから始めよう‼

< 2025年04月 >
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てぃーだイチオシ

「アワ隠し、あや成す」

「アワ隠し、あや成す」

瑞の玉
「和(ワ)す」→「ヤワス」
「ヤワス」→「あヤワス」→「あやアワス」

『アワ』は
イザナギ=吾男(アオ)=生命の樹→ア
イザナミ=我女(ワメ)=智慧の樹→ワ
をあらわし、陰陽のことでもあります。それは、母音と半母音のことです。

現代人は、このアワ(あや)の働きの力が弱まったと言われています。

古代日本の和歌は「かけ」
掛詞は、1音にふたつ以上の意味をもたせる技法です。
よる→夜・寄る
まつ→松・待つ
など、言葉遊びです。

古代沖縄の神ウタは「あやかけ」
あやことばとは、人の心の働きをことばと合わせ混ぜる手法です。これも言葉遊び。

あや=綾とは
織り込むことであらゆる模様があらわれてくる。

「あや」の音を持つ神
「大綾津日神」別名「大屋毘古神」
人の心の働きを司る神。

大綾津日神=大屋毘古神=瀬織津姫
     =大禍津日神
これらは同じ神をあらわすといいます。イザナギが生み出した神です。

アワから生まれた大屋毘古神は
吹き出したマナ(言霊)が矢のように飛んでいく働きのことをいうとあります。
これは心の中に起こっている状態のことで、まだ、口にはでていない状態=コトタマのことです。ちなみに、口からでたものを「ことば」といいます。
言→言う
葉→場広がる

あやことばとは・・・裏理
情緒的感情を、はっきりと言葉であらわすことはせず、別のことばに置き換えたり、またことばに籠めて届けるという手法です。

直球だと、直撃であたりが強く痛いだけになるので、柔柔(ヤワヤワ)とコツンと当てる。
これはかなりの衝撃が対象者の心を駆け巡ります。

ある意味、目覚めるほどの
「ハッと我に返る、とどめの一撃」です。

含みのある表現や、音の調子、表面的にはみえない、たどると見えてくるという、入り組んだ仕組み、技です。

これが沖縄に残されている宝物のひとつ「あやくとぅば」です。


宮古島には「綾語(あやぐ・あーぐ)」というものが伝わります。 
神事(言)の「神あやぐ」は神事を司る司たちにより、歌い継がれたものなど数多く残されています。

【宮古島に残る音】
クイは声(音)・・・クイちゃー
クイの神は、声(音)の神

フツは口(ことば)・・・みゃーくフツ
フツ主の神は、言葉の神
鹿島・香取神宮で祀られている神です。

ちなみに。徐福は沖縄で「ジョ(ヨ)フツ」と呼ばれていたとか?


漲水御嶽は弁財天が祀られていますが、「古意角と姑依玉」が瑞雲にのり降りてきたところと伝わります。
それと、「ハリ」繋がり。
「龍王」の娘「波利采女」は八王子神の母「歳徳神」ともいいます。

波利→ハリ→梵語で水晶のこと。

宮古の御嶽には「ハリ・ハル」の神名が多く残されています。

さらに、この神を「丹生都比売」ともいうらしい。この「丹生都比売」は宮古に伝わる「ミュー(にゅう)の神=龍宮神」のこと。また「姑依玉(クイタマ・コイタマ)」のこととも。

色々神仏習合していますが・・・

それと、「ハリ」とか「ハル」とか。
「武内宿禰」の名前に確かありました。「波を張る、波を止める」とかの意味の名前でした。子孫は「波多」の名もあります。それと、武内宿禰の先祖は「彦太忍信命」で、『布都御魂(フツノミタマ)』の称号も持っていましたね。

ホツマツタヱより。
「あや」とは「あわ」
あわ=陰陽のこと・合(アワ)
あや=筋道・道理・理由
   模様=陰陽・光影・縦横
あや    表裏・白黒

あゆ=合う・合わす・交わる・交える
   現る・表す。

「あや」のつく言葉色々ありまーす!
探してみてくださいね。
あやまり・あやまる
あやおり・あやおる
あやとり・あやとる
あやかり・あやかる
あやうい・あやうさ
あやなす
あやなし
あやまつ
あやふや
あやし
あやむ
あやす

【豊年のクイチャー】
 今年(くとぅす)から始(ぱず)ミャシヨー サーサー

 弥勒(みるく)世(ゆ)ぬ なうらば 世や直(なお)れ サーサー

 ヨーテイバー ヨーダキヨ サーサー 揃(する)イどう 美(かぎ)さぬ 世や直れ」

【あやぐの代表的な唄】
『なりやまあやぐ』
サー 
なりやまや なりてぃぬ なりやま
すぅみやまや すぅみてぃぬ すぅみやま
イラユマーン サーヤーヌ すみてぃぬ すみやま

「慣れている山、いつも通っている山だからと言って油断するな・・・」
『なりやまあやぐ』は1864年頃にはすでに宮古島市城辺友利では歌われていたといいます。
【なりやまあやぐまつり】
2024年10月13日(日) 
午前7時~午後9時






byはやさすら




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