ミュウの神ニュウの神ムウの神
驗(しるし)の魂
宮古島では
地底の暗い底
「ニイリヤ、ニッジャ」
海の彼方の神の島
「竜宮」
宮古島では、人は亡くなると「ミュウに行く」という。
「ミュウ」とは海の彼方、海の深い底の底。
竜宮のことを「オーミュウ」という。
「ミュウ」は「ニュウ」と転訛し、
水の女神「ニュウツヒメ」の名に残る。
「ミュウ」はまた「ムウ」のこと。
ニイリヤとは根入り者(ヤ)、根の国にはいりし者のこと。
ニッジャとは根座、座は神界のこと。
南島宮古島「根の国底の国」
「死者の世界と神の世界とは二つに分裂している」と谷川健一氏
宮古島は、根の国底の国を「ニイリヤの国・アロウの国」という。
「アロウ」とは、「明る世」「現界」のこと。
そして、この世は「根の国」という。
宮古島の神界は「天・地・根」
「天界」と「現界(あからよ)」と「根の国」を結ぶ神界を「竜宮座」とする。
「住屋御嶽(スミヤウタキ)」の神は男神で、神名を「根入りヤ下りアロウふむ眞主」という。
根入りヤの神は男神にいう。
「あから世にかえり行きて、天プトク地プトク根入りやプトク主司となれ」
「胸のばんプトク」祈り言葉
胸に思い詰めた事を取り除くこと
胸に思い詰めた事とは、人間の「情の凝り」これを「思凝霊(シギョゥレイ)」という。
プトク(沖縄ではプトゥキ)とは「ほ解く」のことで、「仏」とは、この「思凝をほ解く」のことである。
すでに、神界では「天・地・根」の「結びの扉」は開かれているという。
人間の魂はこの世に生まれ出で、再び母なる神の元へ還る。
母なる神は、一切の罪穢れを清浄、全ての人々、全ての諸霊の霊的救済を成す。
母なる神による「天・地・根結び」
母なる神の「神の理」が初めて人類に説き明かされるのは、
「天プトク地プトク根入りヤプトク主司」が出現すとき。
ヤの神。。。
byはやさすら
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