アイはやさすら ほどきむすび

琉球弧の神々と歴史を取り戻そう。 お爺、お婆が守ってきた宝の島✨琉球‼ 私たちに今何ができるのか。 まずは知ることから始めよう‼

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神からの帳簿そして手帳~宮古の神司(第2部)

驗(しるし)の魂(たま)

宮古島の神司の与那覇メガさんの「神の道開け」は、毎日午前2時から午前5時までの間「二重ナミ睫(まつげ)の一重ナミバナ」(起きてるときは二重、眠るときは一重になるマツゲ)人が寝静まる時に行われました。
そして、二人の神の使いと共に最初の日から、線香24本と、塩だけを持ち「神の道開け」を始めたのです。

最初の日から3日間、メガさんは神々のお座敷に連れていかれ、神々様と
天太加那志天照大御神様(ティダガナシアマテラスオオミカミ)と
竜宮天加那志神々様(リュウグテンガナシ)に、三度手を合わせてご挨拶をした後、神々から沢山の教えを受けました。
そして、「天の座」におられる、天の大主親天加那志大神様(てんのうぷずうやてんがなし)の命により、お二人の神がメガさんを導き、「神の道開け」の守護をすることとなりました。
また、「浜繋ぎ」の時には、満潮や干潮に海から歩くこともあったのですが、不思議にどこも濡れずに海を渡ることができたといいます。

4日目からのメガさんの「神の道開け」は、まず二人の神が家に迎えに来て、それから、二人の神と共に泊浜へ行き、そこで待つ神々にご挨拶をすることから始まります。
それからウヤアンナ(父母)にいわれた浜へ行き、そこの浜の端から端まで歩いて砂を七回取り、浜の中央に「親天太母天太大神様(うやてぃだうまてぃだ)の道開けのため」とギィーパ(かんざし)で字を書いてご挨拶申し上げ、両端の浜よりとった砂を、「泊浜」に持っていき納めました。そして、それを場所を変え、繰返し毎日続けました。


そして、宮古中の浜繋ぎを終えたのです。
砂を取って白浜に納めることで、神々を産魂び(むすび)合わせました。
どこにどの神が配置され、鎮座されたのかを教えていただきました。
三ヶ月十日かかった浜を繋ぐ「道開け」は、始めに頂いた「帳簿」に記録されます。
メガさんは神々と対面する前に、必ず、水浴びをして、体を清め、白衣装を着け徹底した清浄を行いました。

それから、しばらくして二回目の帳簿を頂きます。
それは、神と共に、すべてのものの指導を約束するものでした。

それから三年間、相変わらず徹底した清浄につとめ、万古山御嶽の神座に仕えました。
万古山御嶽に入る時には神の規則があります。
①海に入り体を良く清める。
(七波で七回清める)
②四つ足の食物をとらない。
(呼吸の清浄七回七波を飲む)
③白衣装でマスクをする。
④正しく正座して手を三回打ちあわせる。
⑤悪い言葉や不吉な言葉を使い話さない。静かに畏まる(かしこまる)こと。
などです。
そして、三年目の祈祷祀りを行いました。

その時に、親天太母天太神様から
「天照大神様」の御座敷を拝するようにいわれました。
メガさんは更に浄め清めを行い、八日間の絶食、塩水での禊を行いました。
そして、浄めに清めて御座敷へ上がることになります。
御座敷は天照大神様の神座でした。

「きのえさる年の旧八月八日」が天照大神様が御生まれになられた日です。

その御座敷には神の井戸があり、それを神と共にいただきました。
そして、神から「手帳」を頂きます。

「手帳」とは「神霊界への通行許可書」のようなものです。これを頂いたものだけが、天の座になるこの御座敷へ入ることができるのです。
メガさんは、御座敷は天照大神様が「ゆどさあす(お休みになる)根処(ねどこ)」といいます。

万古山御嶽の神座は毎年旧八月八日を記念し祀りを行うこととしました。

覚えていますか?
宮古の君が代といわれたあの詩を。

「真太陽(まてだ)のあやぐ」(宮古君が代)

大代(うぷよ)照らす真太陽(まてだ)だき国ぬ国々、島ぬ島々
照らがりウスイヨ、我(べ)がヤグミ御主(うしゅ)が世(ゆ)や、根岩戸(ねびしど)だらよ
(宮古島には世界を照らす太陽があって、この島からのぼり、そしてこの島に隠れている、宮古は根の国、常世の国)

あの偉大な神司の彼女の話しと繋がるのです。

「最古の根の神の地、宮古島 」

byはやさすら


タグ :琉球神司

この記事へのコメント
有り難く昨日このブログにたどり着くことができました。2009年頃だと思います。広島県の葦嶽山(日本のピラミッドと呼ばれる)に行きました。その時ある場所で不思議な感覚を覚えました。このブログに載ってた国家を歌ってとの事です。私は生まれは伊良部島ですが方言を習得する環境になくなんとなく民謡を聴いていて旋律を少し掴んでいるくらいです。練習していつかの日にとは思うも叶わずじまいです。このブログにご縁を頂いた今あらためて胸が疼きます。熊本の震災を体験して去年沖縄へたどり着いている次第です。
Posted by 林美作子 at 2019年10月23日 09:23
林様、コメントありがとうございます。

災害による甚大な被害で何かと大変かと存じますが、一日も早く復興されますよう祈念致します。

葦嶽山は酒井さんが発見した最初のピラミッドですね。
実は、沖縄にもピラミッドが沢山あるんですよ。
沖縄には年代不明の線刻石板が発見されていますが、その中に、マヤ遺跡にある階段ピラミッドのようなものが刻まれています。
それと、伊是名島と伊江島、北谷沖(現在海中?)にピラミッドと思われるものがあります。伊是名島は有名ですね。
更に、伊平屋島にはヤヘー岩近くにもピラミッドらしきものが存在していますよ。
あちこち見渡せば、けっこうな数でそれらしきものがありますね。
宮古島では、大神島がそうだといわれていますよ。

これらは、一言でいえば、「宇宙エネルギーを集約」する場で、そこはたいがい岩山で、色々な鉱物が眠っています。
彼らは岩石、鉱物がもつ波動エネルギーを活用していたようで、その磁場は、病を治したり、能力開発に使われていたようです。

鏡岩(伊平屋島、恩納村など)もあり、光通信の話もあります。

私たちは自然の恩恵を受け、また災害などをなんとか乗り越え、今に至っています。

宮古島の「君が代」も、沖縄の「君が代」も国歌の「君が代」も、「海神(人)族」が根源です。
ついでにいえば、山の神といわれる「大山祇神」も実は海神族が崇める神です。

aihayasasurawith@gmail.com
はやさすら
Posted by アイはやさすらアイはやさすら at 2019年10月23日 23:51
ありがとうございます。ここにたどり着いたことを一つのきっかけ、気づきとして更なる前進です。沖縄の大いなる奥深さエネルギーに包まれて生かさせて頂いております。たくさん勉強?できる?ここのブログこれまでの?が少しずつ氷解して行く思いです。
Posted by 林美作子 at 2019年10月24日 12:01
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